選曲

ベートーヴェンやモーツァルトを知っている人はいるでしょう。
ひょっとしたら、彼らの代表曲も知ってるかもしれませんね。
でも、カバレフスキーやギロックになると、途端に耳なじみが少なくなると思います。
でもでも、ピアノを習ってる人にはおなじみの作曲家ですね。
通常のレッスンでは使用しなくとも、発表会のプログラムではよく見かける作曲者名です。
ピアノを習っているのに、
ハノンも知らない、ブルグミュラーも聞いたことない、ギロックって楽器ですか?
なんて知識しかないのではもったいないです。
折角習っているのだから、是非触れて欲しい。
ピアノのために作曲された曲の数々を。
という思いで、私のお教室では、発表会のソロでポップスを弾くことはありません。
習い始めの生徒用に童謡は選曲で取り入れますが、J-POP等は選ばせていません。
そんな選曲時に、「クラシックってつまんない~。」
なんて意見に出会うとびっくりです。
たかだか数年のピアノレッスンで、君はクラシックの何を知ってるっていうのだい?と。
いっぱいありますよ、素敵な曲が。
ピアノのために作られた曲たちです。
聞いただけ、楽譜を見ただけでは惹かれるものがなくても、
弾いていくときっとときめく瞬間があります。
ピアノという楽器の特徴を生かして作られた楽曲なんですから。
ちなみに。
ディズニーの音楽とかジブリの音楽とか、ソロでは選曲外ですが、
連弾では是非是非どうぞ。ここぞとばかりに好きな曲を言ってください(笑)
それと、中学生以上の生徒には、ジャンルを超えて好きな曲があれば弾いてもらっています。
あと、どうしてもソロで弾いてみたい場合は、通常のレッスン時に持ってきてもらってます。
普通のレッスン時に練習するのはOKですよ~。
というわけで、ただいま12月の発表会に向けてコツコツ選曲中です。
前回の記事からすっかり半年が経過してしまいました(笑)
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by abe_kanako
| 2016-07-19 00:13
| レッスン記